「子どもの頃のときめきを、もう一度」
これは、Leverseauが大切にしている言葉です。
子どもの頃、理由なんてなくても夢中になれたもの。
見ているだけでワクワクしたもの。
誰に何を言われなくても、ただ好きだったもの。
大人になった今も、そんな気持ちを大切にしていたい。
自分の心が動いたとき、その気持ちをなかったことにせず、素直に「好き」と言える自分でいたい。
でも振り返ってみると、子どもの頃からそれが出来ていたわけではありませんでした。
好きなものがあっても、周りの目が気になって選べなかったことがある。
やってみたいことがあっても、自分には似合わないと思って諦めたことがある。
今でも、そんな記憶が残っています。
今回は、私がなぜ「子どもの頃のときめき」を大切にしたいと思うのか。
その原点にある、子どもの頃の話をしたいと思います。

黄色が好きなのに
小学6年生の頃、工作で使う画用紙の色を選ぶ時間があった。
幼い頃から黄色が好きだった私は、黄色の画用紙を選びたかった。
でも、誰も黄色を選んでいなかった。
自分だけ違う色を選んだら、変に思われるかもしれない。
目立ってしまうかもしれない。
そう思った私は、好きだった黄色を選べなかった。
そして、ほとんどの人が選んでいた水色を選んでしまった。
たかが画用紙の色。
そう思う人もいるかもしれない。
でも私にとっては、”ただ画用紙の色を選べなかった”という話ではない。
自分が好きだと思ったものより
周りからどう思われるかを優先してしまった。
その小さな選択の後悔が、今でも記憶に残っている。
私はそんなキャラじゃないから
高校生の頃、高校野球に夢中だった私はチアガールをやってみたかった。
でもチアガールのメンバーは、正直苦手な人たちが中心だった。
仲の良い友達もいなかった。
そして何より、自分の中にこんな思い込みがあった。
「私はそんな目立つことをするキャラじゃない」
やりたい気持ちはあった。
でも結局、やりたいとは言えなかった。
今でも高校野球を見るたびに
「チアガールやっとけば良かった」と思う。
周りの目なんて気にせず、やりたいと言える自分でいたかった。
本当はわかっていた。なのに、選べなかった。
画用紙も、チアガールも。
私は、自分の気持ちがわからなかったわけではない。
ちゃんとわかっていた。
それなのに、選べなかった。
周りから変だと思われたくない。
目立ちたくない。
自分のキャラに合わない。
そんな理由で、自分の気持ちにふたをしてしまった。
自分が本当はどうしたいのかを後回しにしてしまった。
今でもあの時のことを思い出すと、モヤモヤする。
なんで自分の気持ちにウソをついちゃったんだろうって。
自分の気持ちを、なかったことにしない
もし、あの頃に戻れるなら。
私は、黄色の画用紙を選びたい。
チアガールも、やってみたい。
今の私なら周りを気にせず、自分の気持ちに素直に選べると思う。
「みんなが選んでいるから」ではなく、私は何を選びたいのか。
「私らしくないから」ではなく、本当はやってみたいのか。
周りの反応を考える前に、自分の気持ちにも耳を傾けてみること。
そして、やりたいと思った自分の気持ちを、最初から否定しないこと。
今の私はそこを一番大切にしている。
自分は何を好きで、どうしたいと思っているのか。
その大切な気持ちを、なかったことにしたくない。
周りがどう思うかではなく、自分はどうしたいのか
周りにどう思われるかを気にして
自分の好きなように選べない人もいると思う。
やりたいことがあっても、「私には無理」と考える。
好きなものがあっても、「私には似合わない」と諦める。
本当は選びたいものがあっても
「みんなと同じほうが安心」と別のものを選ぶ。
そうやって、自分の気持ちを選択肢から外していく。
それを繰り返すうちに、自分の気持ちよりも
周りにとって正しそうな選択をすることが当たり前になっていく。
でも、自分の心はそれで本当に満足しているだろうか?
後悔していないだろうか?
ときには、そんなふうに自分の心に問いかけてみてほしい。
周りがどう思うかではなく、自分はどうしたいのか。
何が好きで、何に心が動くのか。
その気持ちを、なかったことにしないでほしい。
子どもの頃、理由なんてなくても夢中になれたもの。
見ているだけでワクワクしたもの。
誰に何を言われなくても、ただ好きだったもの。
大人になった今も、その気持ちを大切にしていたい。
自分の「好き」を、自分で選べるように。
それが、私が「子どもの頃のときめきを、もう一度」という言葉を大切にしている理由です。
次回は、私自身が「ひとつの会社で長く働くのが正解」という考えを見直し、11年勤めた会社を辞めるまでの話を書こうと思います。
自分の気持ちよりも、世間の「正しさ」を優先していた私が、どうやって自分の選択を変えていったのか。
その経験についてお話しします。
